アパレル業界へと転職を考えている方も多いでしょう。アパレル業界には、販売、デザイン、製作などいろいろなジャンルがありますが、どのジャンルの求人が1番多いかというと、それはデザイナー職です。

また季節に関係なくほぼ1年中ニーズがあるといっていいでしょう。アパレル企業の生産・製造のアウトソーシングがこの5年間に急速に進み、外部へ生産の機能そのものを委託しているという状況です。

またデザイナー職の処遇については、企業の規模が大きいほど給与水準が高いと一概には言えません。社内で年収のアップやスキルを挙げるにはやはり大手の方が多いと言えます。そうなると大手アパレル企業への転職を考えるものですよね。

求人が最も増える時期は企業の契約更新が多い6月、7月、8月、また組織編制が多い3月、4月です。デザイナー職というのは、書類のみでの選考が難しい職種です。ですから他の職種と比較すると選考期間は程度時間がかかると思っておきましょう。

また、希望先が主催する展示会や海外のコレクション時期とあなたが転職試験を受けたときの時期が重なる場合、選考人事関係者が不在になったり、忙しくて選考時間が取れないなどの理由から、より時間がかかる場合が多発しています。
現在の仕事をしながら転職活動をしているならなおさら、ある程度時間的な余裕をもったスケジュールを組みましょう。

自分がここしかない、という明らかに希望のブランドであればそのブランド向けのデザイン画や仕様書などを作成して、選考する相手があなたに会ってみたいと思える工夫が必要になります。ブランドにはブランド独自の考えや、意見を持ち合わせていますので、面接などでも一般企業とは違った質問内容になるでしょう。

そのためにも事前に店頭のリサーチや競業ブランドの調査、海外コレクションの情報収集が転職成功の鍵になると思います。また、友人知人や出入り業者など周りの方から情報を仕入れておいてもいいですね。

デザイナーとして転職するには、それなりのスキルが必要です。まだ若手のデザイナーの方、自己完結で業務がこなせることが第一条件と考えてください。誰かの指示なしでは仕事ができないというようなケースは、まだ転職には早いです。

2年以上の経験者は、ニット、カットソーなど自分の得意なアイテムで、きちんと企画が立てられて、他のアイテムとのコーディネートをイメージできる企画力が必要です。5年以上の経験者は得意なアイテムを深堀をするか、フルアイテムの企画ができるようになるかどちらかが必要になります。特にチーフなどのポジションを目指したい方はフルアイテムの経験は必須でしょう。

ある程度、若手の育成やチームワークを意識した業務ができる能力がこのレベルの方々には求められてきます。それぞれの経験に応じて最低ライン以上のものを身につけることが、転職の成功のコツです。