転職に成功した人もいれば、思い通りにはいかず、後悔した人だって必ずいます。せっかく一大決心で転職という行動を起こすのですから後悔だけは避けたいものですね。失敗だった、と実際に本人が感じた事例もいくつかあります。

まず憧れだけで、転職を決意した結果、自分が考える仕事と大幅に違っていたという転職例です。
これは事務系の仕事をしている女性に多いのですが、毎日同じ仕事をこなしている実状から脱却したいと転職を思いつくのがほとんどです。「やりがいのある仕事」「憧れの業界で働きたい」という理由です。

女性は、ファッションに興味がありますから、自分が好きなブランドなどのアパレル業界で働いている女性に憧れると言うわけです。実際、その女性たちが働いているショップに洋服を買いに行き、働いている姿も目にしているわけですから、「私にもできそう。絶対に今よりもやりがいがある」と考えるのです。

もちろん、それが悪いわけではありません。どうせ仕事をするならや利害のあるほうが格段にいいですからね。
そして転職を決意して、今まで働いていた事務職から憧れのアパレル会社に就職しました。ところが、実際には就労時間が、想定していたよりもはるかに長時間であったという事実と向き合います。

ここで、失敗だったと感じるわけですが、なぜこのような失敗が起きたかというと、憧れの業界や会社というだけで、プラスのイメージのみを持って転職を決めてしまったということです。憧れを抱き始めるとプラスの部分しか目に入りません。そして就業後理想とのギャップを感じるというわけです。

このような失敗を防ぐためにも、求人票だけではなく実際の業務内容や就業環境を入社前に確認しておくことが重要です。

またこれも意外に多い失敗例なのですが、知り合いのオーナー企業の社長から、事業拡大を目指すので最高責任者候補などとして入社してほしいと声をかけられるパターンです。

一企業の社長からというとかなり信頼性も高いですよね。事前の話では給与もアップするとのことだったので転職を決意したものの、実際入社してみると、事業拡大のために人件費を抑えたいと諭され、給与は今までよりダウンしてしまったという失敗例。これは、見事に「口約束」が犯した失敗例です。

いくら社長相手でも、給与などの条件面については、採用通知書(オファーレター)を発行してもらうことがトラブルを避ける大事な1枚となります。口約束では破られてしまうことがあるというのを忘れずにしてくださいね。